2015年5月19日火曜日

GTA5はどのくらいのグラボで満足に動くのか?

このあいだに続いてPC版GTA5の話。また、このハナシかって? といわれても、発売日から今日まで、空いた時間はだいたいサンアンドレアスにいますからね。このハナシしか話題にしようがないんだからしょうがない。

さて、前回のエントリで手前は、「4Kテクスチャを含むグラ強化MODをしこたま入れ、クソ重いENBセッティングをしたSkyrim」なんて例えを書いたものですが、当Blogを読み続けているような奇特な人のなかには、「あれ? このあいだSkyrimの公式ハイレゾパック第3弾を入れたらCTDを起こしたって行ってなかったっけ? そんなしょぼいPCなのに、どうして↑のような例えを書けるわけ?」ということに思い至る、察しの良い人もいるものと思います。

そう、購入時につけていたHD7870では、↑のように4Kテクスチャを含むグラ強化MODを入れただけで、グラボのメモリの許容範囲を超えてしまい、起動すらできません。じゃぁ、なんで↑のような例えを書いたのかといえば、「グラボを新調して、 4Kテクスチャを含むグラ強化MODをしこたま入れ、クソ重いENBセッティングをしたSkyrim」を遊んだからです。

というのも、先月末にHD7870が完全にいかれてしまい、夜のうちに近所のPCパーツショップにて展示品のR9 280Xを購入(税抜き29000円。相場よりかなり安い)。このグラボは、一世代前のAMD最強のシングルカードであるHD7970GEの省電力版的なカードで、性能はほぼ同等。つまるところ「ちょっと前のハイエンドカード」ってことです。グラフィックメモリは3GB。なので、SkyrimであればMODをてんこ盛りにしてもCTDすることはなく、ヌルヌル動きます。

実際、HD7870では最高設定でカクツキ(雨の日と渋滞時に限る)が見られた『Watch Dogs』も、R9 280Xの下では最高設定&ENBでもヌルヌル。クソ重いと評判の『Shadow Of Mordool』も右に同じという感じです。恐らく、フルHDで遊ぶ分には、現時点で販売されているほとんどのソフトについて、最高設定でヌルヌル動かせるグラボといえましょう。

翻ってGTA5について見ると、R9 280Xでさえ最高設定で遊ぶことができません。なぜかといえば、全ての設定を最高にしてしまうと、使用するビデオメモリが3GBが超えてしまうからです。なので、いくつかの設定で妥協することで、使用するビデオメモリを3GB以内に収める必要があるわけですよ。

で、↑のような感じで「ほぼ最高設定」にした状態で動かしてみると、スポーツカーをかっ飛ばしていきなりドリフトするときにカクツキが見られるほかは、何の問題もなくサクサク動きます。ベンチマークでは30~50fpsくらい。これをグラボの推奨設定(=ほぼ最高設定から、さらに少々妥協する)にすると、カクツクことなくヌルヌル動きます。ベンチマークも多くの局面で60fpsを叩き出します。

よって、フルHDでストレスなく最高設定で遊ぶには、最低でもビデモメモリが4GB必要といえましょう。更にヌルヌル動かすには、10万円以上のハイエンドカードか、2枚挿しが求められそうです。その上で、ここまでの事実から推測するに、公式の推奨スペックにあるHD7870(ビデオメモリは2GB)では、グラフィック設定で更なる妥協が求められるでしょう。それでもPS4より綺麗であることは間違いないと思いますが。

というわけで、これはあくまでも手前の感覚を前提としたハナシ(検証? なにそれおいしいの?)ですが――

・PS4と同等以上のグラフィックで遊ぶなら2GBのグラボ(GeForce GTX750 Ti、Radeon R9 270X以上)
・PS4よりハッキリ上のグラフィックで遊ぶなら3GBのグラボ(Radeon R9 285以上)
・最高設定のグラフィックで遊ぶなら4GBのグラボ(GeForce GTX980、Radeon R9 290以上)
・最高設定のグラフィックでヌルヌルに遊ぶならハイエンドグラボ(GeForce GTX TITAN X 、Radeon R9 295X2)

――という感じになると思います。
ともあれ手前は、韓国は仏像を返還すべきであると思う。

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