2015年4月17日金曜日

これはやらなきゃウソ!

というわけでPC版GTA5の話です。思えばこの1月末日に、「2月1日までに予約すれば、ゲーム内通貨で150万ドルとGTASAをオマケにつけます」という阿漕なキャンペーンに完全に乗せられてしまい、定価の10%引きで開発。以後、発売日までの2ヵ月を、一日千秋の思いで待ち続けていたものです。

事前にプリロードを終えていたので、「4月14日の発売日にはすぐに遊べるンだろうナ」とワクワクしていたものの、実はアップグレード&データの解凍で1時間弱かかってしまうという罠が発動。これを甘受しつつ、箱コンを挿していざプレイ!

……で、あっという間に5時間。なぜ、5時間で止まったのかといえば、メインミッションの初めての強盗の件で詰んだ――Bプランを選び、ガス弾強奪を目指したものの、トラックを奪うだけでガス弾そのものを手にせずにミッションを進めた結果、Fがガス弾を持たずに屋上に上がってしまい進退不能。オートセーブなので直前のミッションに戻れなかった――ので、「ここでやり直す前に、一度ゲームを止めよう」と思ったから止まっただけの話。もし、これがスムースに進んでいたら、確実に徹夜していたはず。

このようにSkyrimに勝るとも劣らない時間泥棒なソフトなわけですが、その出来については改めて何か言う必要はないでしょう。もはや現代コンピュータゲームの最高峰のみならず、現代エンターテインメントの最高峰――実際、開発費と売上高は、大方のハリウッド映画を軽く凌ぐ。もちろん出来も――とさえ評価されていますが、この評価は大体正しいといえます。TPSとしてもFPSとしてもレーシングとしてもオープンワールドRPGとしても環境ソフトとしても、あらゆる点で水準以上の出来ですからね。で、これらの要素を、超一流の脚本家によるシナリオと、ハリウッド俳優による演技でまとめているんだから、ケチをつけるところはまぁ見当たりません。

ただ、手前が劇的にハマっている理由は、↑のようなことではありません。その理由は、「操作性が素晴らしすぎること」にあります。どういうことかというと、「TPSとFPSをいつでも変更できること」と「マウスとコントローラーをシームレスかつ同時に使えること」です。

いわゆるアクションゲームやレーシングゲームについて、手前がどのようにプレイするのかといえば――

「車の運転はWASDじゃ無理。マウスとWASDでどうやってドリフトすんのよ」
「飛行機の運転もWASDじゃ無理。アナログスティックがあればエースになれる」
「FPSは絶対にWASD。だってコントローラーじゃまともに狙いをつけられないでしょ」
「TPSはギリWASDでも我慢するけど、やっぱりコントローラーを使いたい」

――という感じです。つまるところ、「アクション全般はコントローラーでTPS。でも、射撃についてはFPSでマウスを使いたい」ということ。実際、TPSのゲームはまぁまぁ楽しく遊んでいるわけですが、やっぱり銃や矢の照準をつけるときに、アナログスティックでは上手く狙いがつけられなくて、むざむざと敵の餌食になることが多くてですね。それこそ、ちょっと前までほぼ毎日1時間遊んでいた『アサシンクリード4』にしても、コントローラーで派手なアクションをガンガン決めているときは本当に気持ちいいものの、いざ、銃や吹き矢を撃つ段になると、アナログスティックをちまちま動かさざるを得なくなり、ハイになっていた気分が途端に冷めてしまうという具合。

GTA5についていえば、これらのストレスはゼロ。TPSの一番遠い視点でコントローラーを駆使してカーチェイスをしつつ、車から降りてきた相手が殴りかかってきたら、TPS視点とコントローラーを駆使して叩きのめす。いざ、銃撃戦となったらFPS視点にして左手にコントローラー、右手にマウスを持って撃ちまくる……と、WASDを使わず手前にとって最も都合の良い視点、操作方法でキャラを動かせるわけですよ。


いろいろ規制があったり、低スペックな本体に合わせた結果、グラフィックが残念なレベルだったPS3版のGTA5。これに比べてPC版は、規制ゼロ、4K対応で60fps対応の超美麗グラフィック表示可能という完全版です。実際、「ほぼ最高設定のフルHD」で遊んでいると、「4Kテクスチャを含むグラ強化MODをしこたま入れ、クソ重いENBセッティングをしたSkyrim」に勝るとも劣らない感じです。てか、公式でハイレゾ超のテクスチャとENBを実装しているようなものですからね。前作とは世界への没入感がまるで違います。現在、ゲーム用PCを持っている人は、定価だろうが何だろうが、すべからく買うべきでしょう。

ともあれ手前は、韓国は仏像を返還すべきであると思う。

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