2013年1月1日火曜日

ウェールズ王国通信(CK2日記):その5

●1143年9月時点におけるブリテン及び近隣諸国の情勢

・イングランド王国では、ウィリアム征服王の死後、内乱が多発。結局、イングランド王はノルマン朝からウィッチェ朝(ヨーク公爵、ランカスター公爵の「オブ・ウィッチェ家」)へと代わった。この大規模な内乱の隙をついて、フランス王国がイングランド王国の中核であるベッドフォード公爵領(=ロンドン周辺)を奪取。カンタベリー公爵も独立戦争を起こしている。

・スコットランド王国も内乱祭り。というか、ここはゲーム開始からここまで内乱しっぱなし。

・アイルランド王国は、伯爵領が徐々にまとまりアルスター、マンスター公爵領が成立。ミース公爵領は後継者争いにより分裂。そこに参加したブルターニュがまんまとラインスター公爵領とダブリンをせしめた。なお、ミース公爵領キルデア州は、前王グウェン1世の後妻・ミース女公爵カフト1世の子どもである“公正王”エドウィン1世が継いでいる。仲は悪いが一応同じ王朝にして同盟国。

・フランス王国は“強王”ジャンの下でここしばらくは安定している。なかなかの名君(外交17、管理10、学習18で、野心、忍耐、屈強、並ぶものなき神学者を持つ37歳)なので、彼が死ぬまで大規模な内乱は期待できないだろう。

・そして我がウェールズ王国。代替わりした1141年、グラモーガン州とポーイス州を持つグラモーガン伯爵に独立戦争を挑まれるも、これをあっさり撃退。彼からポーイス州を剥奪した後、北部3州のグウィネズ公爵領を全て自らの直轄地とするとともに、南部3州とデハイバース公爵の称号を後継者である長男・カラドックに譲渡。王国の安定化を図った。

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さて、ここで領土拡張をせず、イングランド王国とフランス王国を両天秤にかけながら300年間生き抜く、という地味なプレイにも心惹かれるところだけど、それでは日記的にあまり面白いものになりそうにないので、ここは敢えて領土拡張を目指すことに。追加目標は「アイルランド王国をつくり、ウェールズ及びアイルランド王国の王に君臨する」こととする。

となると、当面のライバルはダブリンを獲ったブルターニュとなる。現時点でブルターニュは10個のプロヴィンスを持つ強国。というか6個のプロヴィンスしか持ってない我がウェールズ王国よりもハッキリ強かったりする。加えて、カンタベリー、アルスター、マンスターと婚姻同盟を結んでいるので、いま、戦争を仕掛けても必敗は目に見えている。しかも、君主の外交力が16(妻と宰相を合わせた数値は44!)というチートレベルの強さなので、在世中に内乱が起きる可能性はまずない。公爵のくせになまいきだけど、つけこむ隙があるとすれば、「フランス王国に統一戦争を仕掛けられている」か「代替わりで内乱がおきている」かしかないだろう。

以上の状況を鑑みると、現在55歳でいつ死んでもおかしくないマレドゥド1世がすべきことはといえば、「アルスター及びマンスター公爵領のいずれかの州を、在世中1回使える要求権捏造を行使して奪う」「次世代のために蓄財する」「婚姻同盟を拡大する」といったことぐらいだろうか。

というわけで、上記方針の下、アイルランド侵攻に向けて奮闘努力する――という決意を固めたところで今年初めの更新はお終い。


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