2012年2月12日日曜日

2月中旬に男がチョコレートを買うのはタブーという風潮

孤独で貧乏で甘党な手前としては、タイトルのような風潮が許せない(>_<)。

自営業なので取引先とかから義理で貰ったりすることもないわけではないんですが、甘党だからこそ自分の好みには人一倍うるさいわけですよ。で、死ぬほど嫌いなホワイトチョコレートとか、アルコールがダメなのにウイスキーボンボン的なモノとか貰ったところで「おお、もう……」という感想しかでてこない。

「だったら自分の好きなチョコレートとか新作チョコ菓子でも食べよう(´・ω・`)」と思ってお店にいったら、「アラ、この冴えない毒男はきっと女性からチョコレートを貰えないんだわ。m9(^Д ^)プギャー」ってな心の内をダイレクトに表情に出しながらお釣りを渡そうとする女の店員の態度が憎い憎い憎い!

……って興奮するのは良くないね。とにかく、このシーズンは「チョコレート=ライフライン」である手前にとって精神的にキツイ時期であることは確かですよ。ええ。なんで、つい数年前までは1月末~2月くらいに『おかしのまちおか』に行って、チョコレートだけを数千円分くらい大人買いして2月中旬をしのいでいたものですが、今年はですね、雑民党の東郷健党首に倣ってですね、「甘党の何が悪い、バレンタインシーズンに一人でチョコレートを買って何が恥ずかしい。恥ずかしいのは自分に嘘をついて生きることだ!」という信念の下、日々淡々とチョコレートを買っています。まぁ、これまでが自意識過剰だったということは認めますよ。でも、タイトルのような風潮があることも事実だと思うんですよ。ともあれ、バレンタインのイベントがほとんど伝統行事のようになってしまった今となっては、こうした風潮を正せといったところで何の意味もないでしょうし。

と、愚痴を書き尽くしてスッキリしたところで最後に一つ。手作りチョコレートに挑戦するのはいいんだけど、ほとんどの人ってちゃんとテンパリングしてないでしょ? 温度管理を一切せずなんとなく冷蔵庫で固めるか、植物性油脂を使った“なんちゃってテンパリング”で済ませてるでしょ? これねぇ、『明治屋』から輸入モノのクーベルチュールチョコレートを調達して、熱湯と冷水を用意しながら室温や器具の温度、水分と格闘しながら必死にテンパリングして自家製チョコレートを作り続けてきた(=ダイエット前のこと。現在は中断)手前に言わせれば、「人様に贈れるものじゃないでしょ?」ってなものですよ。どんなに良いチョコレート生地を使っていても、テンパリングが雑だと口溶けが全然違うもの。とりわけ植物性油脂でカカオバターを水増し(=メーカー曰く、「風味を増すためにブレンドした」)した『ガーナチョコレート』を溶かして型に入れて冷やしてきたようなモノなんて……って書いているとキリがないので、この辺で打ち止め。

とにかく当エントリで言いたいことはですね、これを読んだ菓子店及びスーパーマーケット、コンビニエンスストアのレジ打ちをやっている女性は、この時期に男が単身でチョコレートを買いに来ても、決して憐れんだりせずに放っておいてくれ――ってことですよ。

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