2012年1月4日水曜日

両シチリア王国通信(Victoria2日記):その5

南下するオーストリアの大軍団。蜘蛛の子を散らすように敗走する同盟軍。次々と占領される同盟諸国。イタリア建国を目指す我が軍に打つ手はないというのか?

というか敢えて手を打たないことが打つ手だったりする。「戦いは数だよ兄貴!」な戦争において、いかに機関銃を持った近衛兵といえど、農民だけで構成された士気&統制のとれてない動員兵でさえ倍以上相手にすることはできない。となれば、戦力を分散させて各個撃破するしかない。

というわけで、相手にいいように進軍させ、同盟諸国を占領させることで兵力を分散。孤立した軍団に主力(=全て近衛兵で編成された近衛師団、第1師団、第2師団)を当てることでジリジリと相手の力を削ぐことにする。

こうしてオーストリア軍が一通り南下し終えたところで、遊軍となっていた工兵師団をスイス経由でヴェローナに進軍。軍団の後背を脅かすとともに、パルマ攻略にあたっていたオーストリア軍(約3万)をジェノアに追い込んで包囲。これを殲滅する。

この勝利を契機に、戦況は逆転。その後、再びジェノアとフェラーラでオーストリア軍を包囲殲滅させたことで、南下してきたオーストリア軍の撃退に成功。同盟軍と“消化試合”を続けながら要衝を占領しつつ、開戦から1年経ったところで「ロンバルディア解放」を条件に和平条約を締結する。

オーストリアを相手にした喧嘩に勝ったことで、全てのイタリア都市国家を影響圏に置き、イタリア中核州であるロンバルディアを領土とすることに成功。これにより、政治決断である「進め! イタリア」が解禁されたので、早速クリックする。

途中、セーブ&リロードでライバル国家を担当するというチート以上のチートをやったものの――やり直しても良かったけど、どーせやることといえば影響圏争いであって、数字を眺めつつ優先度を変えるだけの単調な仕事だからね――、無事、イタリア王国建国に成功。「ガブールの外交」を決断せずに済んだので、ニース、アヌシー、シャンベリをフランスに獲られることもなかった。

イタリア建国後は、当然のように政治決断「未回収のイタリア」をクリック。これによりヴェネツィア、ダルマチア、南チロルがイタリアの中核州となる。国民は失地回復願望を抱き、↑の中核州を領土にしないと急進性が上がったりファシズムが勃興したりするので、オーストリアとの休戦期間が終わったら、すぐにでも統一戦争(=ただの侵略戦争)を興すことを心に決める。パートナーは北ドイツ連邦、バイエルンと、戦争中に友好関係を深めたロシア帝国。ロシアとの同盟が締結できれば四方からオーストリアを蹂躙できるので、今回のように苦戦することはないはずだ。







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