2011年11月12日土曜日

ナベツネは正しい

って何一つコメントだしてないけど、確信を持っていえますよ。大王製紙やオリンパスの名前を出したうえでコンプライアンス違反とかいってるけど、そもそもナベツネは法律も野球協約も破っているわけじゃないでしょ? てか、上場すらしてないのに何がコンプライアンス違反なのかね。バカじゃねーの? で済む話。実際、巨人どころか読売新聞すら“渡辺商店”であることは自明のことじゃないか。

なんつーか、「太閤の豊臣秀吉に対して井伊直政が反旗を翻してスペインに泣きつくも、相手にされなかった」という感じ。更迭されたのが気に食わなくて後ろから刺そうとするなら、まず手近な見方を固めなきゃ意味がない。それ以前に陪臣が暴れたところで主君に粛清されるのがオチなわけで……。本気で裏切るなら、三越の岡田社長にやったように本社の役員を全部抱きこまなきゃならないけど、そういった政治工作が日本一上手いのがナベツネ――大野伴睦の“私設秘書”みたいな番記者からスタートして総裁選から日韓交渉で鍔迫り合いを演じつつ、読売本社内でわが世の春を謳歌していた社会部を切り崩して目上の社員を片っ端から粛清してきた政治力は、ハッキリいってスターリンレベル!――だからね。だからこそ未だにアノ地位にいるんだし。

というわけで、ナベツネの茶坊主以外の日本人のなかでは最もナベツネのことを高く評価している人間の一人である手前としては、この件は「多分、ナベツネが正しい」と考えています。そもそも報告書にナベツネが署名してないんだから、それで契約は承認されたと強弁されてもねぇ。それに口約束での契約を反故にすることが悪いってんなら、コーチ手形を濫発して一切回収しないことや、年俸更改での景気のいい話だって悪いってことになるわけでね。

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