2011年5月11日水曜日

中田翔とホフパワーがケガしたらどうするの?

高橋直樹、木田勇、西崎幸広、金村暁投手と、「使えなくなった生え抜きを追い出すこと」が、「ドラフトで甲子園のヒーローに執着すること」と同じくらい“伝統芸”になりつつある日本ハムですが、よもや高橋信二選手をトレードに出すとは思いませんでした。ドラフト下位で入って、長い時間をかけて成長して、レギュラー→四番と中軸を張るまでになった選手を金銭で巨人に出すとはなぁ……。

確かにチーム事情を考えれば、今年のハムに高橋選手の居場所がないことは確か――中田翔選手が「右の中軸」の座をゲットし、マイカ・ホフパワー選手が「一塁手」の座をゲットし、二岡智弘選手が「右の代打」の座をゲットしている――で、このままでは二軍で飼い殺し状態になっていたであろうことは間違いないんでしょう。出場機会を与えるために断腸の思いでトレードに出したというのも、まぁ、わかりますよ。

でもねぇ、シーズン始まったばかりでしょ。これから何があるかわからないじゃんよ。中田選手だって実質1年目みたいなものだからね。このままケガorスランプなくシーズンを乗り切れると考えていたとしたら、それはあまりにも甘い想定だし、他の選手にどんなアクシデントがあるかもわからない。そんなときに「二軍無双の元四番」がいればどんなに心強いか! シーズンオフにトレードに出すのであれば、レギュラーやバックアップなどの構想も含めていろいろな絵が描けるだろうけど、この時期に出すのはねぇ……。

まぁ、ハムの生え抜きに異常に厳しい体質は“伝統芸”だから、これからも変わることはないんでしょう。金子誠選手なんかは、他球団であれば絶対に追い出されることのない筈の選手なんでしょうが、ことハムに限っていえば絶対はないですからね。

なのであらかじめ言っておきます。

田中賢介選手だけは絶対に出さないでくれ! せめて彼くらいはハムのユニフォームを着たまま引退させてくれ!

あと、巨人。これで元日ハムと元四番は何人になったんだろう。やっぱり「巨人が勝てないのは四番が足りないからだ!」という真理に到達したんでしょうかね。

・2chプロ野球板の名物スレ:巨人が勝てないのは四番が足りないせいだ 第4章

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