2011年3月19日土曜日

兵頭二十八師によるアクロバティックな復興策

津軽海峡に自動車橋を架けよう! 兵頭二十八

3/9にクリティカルな新聞批判を読んで以来、時々チェックしている「武道通信HP」の告知板。ここに兵頭二十八師の新作評論が掲載されていました。

>函館市内ではGSの行列などまったく見られない、電気屋に行けば、手回し発電式のLEDライト&防水ラジオが普通に入手可能である。
>ところが海峡を一歩越えた八戸市ではすべての物資が不足している。フェリー会社と国交省は、何をやっているんだという感じだ。

と、首都圏在住者にとってはとても信じられないような北海道の(主に物資関係での)リア充っぷりの紹介から、実に刺激的でアクロバティックなアイディアを提示しています。専門家から見れば突っ込みどころはたくさんあるのかも知れません。というか、短い文章にありったけのアイディアを詰め込んだ評論なので、逆に突っ込みどころがない方がおかしいともいえるんでしょう。

でもねぇ、こういう時期、こういう状況だからこそ、「現状よりも五歩くらい進みつつ一石三鳥な一手」を考えてみる必要があるんじゃないでしょうか。というか青函架橋のハナシは、平時であればコストばっかり高くつくだけで顧みられなかったものでしょうが、いまは1000年に1度の有事ですからね。

軍師が提示しているアイディアは、これから具体的な復興策を考えていく上での“たたき台”として一見の価値アリと思うんですよ。もし、技術的に困難な点があれば、専門家なりが違う視点や切り口から新たな代替案を提示すればいいだけであって、アイディアの大枠には大きな価値があると思いますね。

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