2011年3月8日火曜日

暴論を承知で言うけどさ

やっぱりねぇ、巨人が勝てないのは四番が足りないせいであるように、いまの日本には中選挙区制が足りないんですよ。「苛烈な派閥争いがあってこそ、政治家の実力は磨かれる」を持論としている手前に言わせれば、中選挙区制に戻して、派閥が幅をきかせて、三木武吉や川島正次郎みたいな業師がイイ仕事をする――という政治環境にならなければ、いつまで経っても前原とか枝野のように、50過ぎても“うすらバカ”みたいな奴しか輩出されないんじゃないかと思うわけですよ。

雑巾がけからはじめて、贈収賄の現場に立会い、口の堅さを認められ、対立派閥の離間工作に奔走し、20年越しで同志を見つけるというように、地道にレベルアップしないとね。こういう下積みをしないで屁理屈ばっかり捏ねてるから、脇は甘いわ、口は軽いわ、約束は平気で破るわ……という実社会ではボールペン一本よりも使えない奴になってしまうわけで。

松下政経塾出身者が、従来の議員とどこか違って見えるのは、よく言えば「政治家らしくない」ってことでしょう。でも真実は、政治家として必要なスキルを身につけずに年齢を重ねただけの“うすらバカ”でしかないだけですからね。ホント、政治家としての実力はコイツらよりも鈴木宗男の方が100倍高いもの。

えっ? 鈴木宗男は悪い奴だけど、前原とか枝野は良さげに見えるって?

小選挙区制施行以後に台頭した政治家についていえば、党派に関係なく全員政治家以下じゃん! 石破も石原兄も渡辺喜美もみんなダメ。善し悪しは別として、コイツらに「まず脇と口が堅くて腹芸の一つくらいはできる政治家になってくれよ」と願うことは、話の筋道として間違ってないと思うんだけどなぁ。

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