2010年11月29日月曜日

テロップ(笑)

一年通して最も大切なシーンに「愛媛県知事選挙・中村時広氏の当選確実」のテロップが丸被りとか。せめて沖縄知事選なら納得できた視聴者も何人かはいたんだろうけど、愛媛県知事選なんてねぇ。

ともあれ『龍馬伝』の最終回。30分も延長する必要なかったんじゃないの? 大して重要なシーンなんてなかったし。近江屋関連のシーン全て(子供に本をあげたり、みんなでメシ食ったりetc)は全部なくした方がスッキリしたと思うんだけどなぁ。

で、一番不必要かつ酷かったのが中岡慎太郎と近藤勇の殺陣。テレ東の正月時代劇からスターウォーズまでそれなりに色々な種類のヒドイ殺陣を見てきたけど、今回のは生涯ベストワンクラスに酷かった。役者は多分悪くない。二人とも幕末の志士にはちっとも見えなかったけど、少なくともそれなりに剣術が強そうには見えたし、身体も動けているようには見えた。ダメなのは演出と殺陣。なにあの噛み付き! なにあの真剣掴み!! スターウォーズのアレック・ギネスより酷かった。てか、全盛期であれば週に一人以上は確実に自分の手で殺していたであろう近藤勇の“実戦兵法”に対する敬意がなさ過ぎ。

暗殺シーンも画面暗すぎるし、事切れるときにいつもの「うううう~う~」が流れるし。

で、最後の弥太郎の死に顔(笑)。アレ絶対、2chでAA作られるよなぁ。これまで三菱グループが「『龍馬伝』はわが社の創業者を貶めすぎ」って文句言ってたことに「ケツの穴が小せえなぁ」って思ってたけど、あの死に顔を見せられたら、「ごめん、文句言うの許す!」って心から思ったもの。

来年7月以降は満を持してNHKとの契約を打ち切るつもりなので、1年通して大河ドラマを見るのもこれで最後だけど、最後の大河ドラマの最終回がかなりアレだったのは結構残念だった。来年は『お江』だっけ? どーせ“おんな大河”でしょ? どーでもいーや。

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