2010年11月6日土曜日

流出は問題の本質じゃないだろう

いわゆる「尖閣衝突流出ビデオ」の件。この期に及んで捏造とかいう声もあるようだけど、こんなものどうやって捏造するの! あの解像度でオールCGの映像が作れるなら、製作元のスタジオはとっくにアカデミー賞の撮影賞をとってるわな。

で、報道は一斉に「中共のスパイ船がぶつけてきたこと」ではなくて「機密情報が流出したこと」を問題視しているけど、そもそもこんな映像は機密でも何でもないからね。北朝鮮の不審船を沈めたときは、銃撃戦の一切合切を公開してたんだから。機密性という点では、こっちの方がよっぽど高いわけで。

しかも、今回のケースはマスコミ大好きの内部告発だもの。ゼネコンの談合とか検察腐敗とかの内部告発と本質は同じなわけで、義挙とまではいわないけど被告発者でない人間にとっては拍手喝采してしかるべき話でしょ? これで中共のスパイ船がぶつける気マンマンでぶつけてきたことが白日の下に明らかになったわけだから。

まぁ、『荒野の用心棒』を撮ったセルジオ・レオーネも、パクリ元の『用心棒』を見終わった後に感想を聞かれて、「で、どこが似てたんだ?」といったというから、中共(=政府の許可の下で取材を受けている一般市民)が「捏造」とか「日本が悪い」とか言うことにはどうとも思わないけど政府、与党、マスコミが揃って問題を逸らすのはねぇ……。

追記:田淵コーチ「骨盤打法」で本塁打増産だ…楽天。「うねり打法」のときもそうだけど、かつてはミスター・タイガースと呼ばれた男が手塚一志ごときのパクリをして恥ずかしくないのか? こんな自分の打撃理論を持ってない男が他人を教えるなんて無理だろ。てか、手塚をコーチにすりゃいいじゃん!

ともあれ楽天ファンにはご愁傷さまとしか言いようがないけど、他人様の不幸を周りでニヤニヤしながら眺めて喜ぶ――という悪趣味な感情を満たしてくれる存在として、「星野&田淵コンビ」以上のものはないよなぁ。

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