2010年10月9日土曜日

週刊新潮はホントに落合が嫌いなんだなぁ

立ち読みですが、要旨は以下の通り。

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タイトル:川相中日2軍監督はスポーツ新聞で自分のクビを知った

①川相コーチと落合監督はここ1年口もきいていない。
②落合中日にとって二軍コーチは閑職。川相はそこに追いやられた。
③原因は野球観の違い。クールな落合と熱血な川相はソリが合わなかった。
④川相はファンサービスにも積極的。落合は違う。そんな川相の姿勢に落合はカチンと来た。
⑤結果、川相はフロントから「すでに読んだと思うが」とスポーツ紙を提示されクビを言われた。
⑥楽しそうなビールかけの陰で、オレ流の陰湿な支配が続いているのだ。

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①、⑤については知りえる立場にないので何ともいえない。世間一般に流布している“落合のイメージ”というフィルターを通せば「さもありなん」といえることは確か。

②については完全に事実誤認。落合中日における二軍監督ほど重要なポストはない。初代の佐藤道夫は落合ファンであれば知らぬもののいない“恩人”だし、二代目の辻発彦は現在ヘッドコーチを務めている。川相が二軍コーチになった当時は、「次のヘッドコーチか、他球団で監督させるための布石か」と思われていた。落合が一軍以上に二軍を重要視していることは類書(既刊の著書ほとんど)でもさんざん指摘している。新潮の言う「二軍監督=閑職」は完全な間違い。

③は正直噴飯モノ。落合が見かけによらず熱血なのは、少しでも野球を見ていれば誰でもわかりそうなこと。ただ、“燃える男”を演じるほど恥知らずではなくて、鉄拳を振るうほど人でなしじゃないだけだ。きっと新潮の記者は、まともに野球をみたことがないか、アンチ落合のスポーツ紙記者からの又聞きで記事を構成したのだろう。だいたい本当に関係が悪かったらビールかけで一緒にはしゃぐわけないじゃないか。

④は、二軍では川相就任前からやっていた。

⑥についてはお里が知れるというか……要するにお前コレが言いたいだけちゃうか、と。

川相昌弘コーチの退任については、事実関係が全くわからなかったのでここまで言及してきませんでしたが、このニュースを聞いてまず思いついたのは「川相、鉄拳振るっちゃったのか?」ということ。落合博満が中日監督に就任して以来、最大のタブーは「選手への鉄拳」だから、川相が突然退任するとしたらコレしかないのかなぁ……と思っていました。

が、夕刊フジの江尻記者の記事を読んで、勃然と思いついたのが、「ああ、球団主導での立浪禅譲のお膳立てってことか!」というモノ。落合後にリリーフする可能性のある存在を消して得するのは、落合本人じゃなくて立浪を擁立したい反落合派のフロントだものね――。

なんてことは、落合ファンの妄想であって、こういう妄想を書き連ねるのはどうだろうか? と思って今日まで自制してたんだけど、新潮があまりに下衆な記事(多分、裏づけ取材をほとんどしていない。実際、当人のコメントはゼロだもの!)を上梓してきやがったもんだから、ついカッとなって書き連ねました。もちろん反省してません。

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